2013/11/01

03 Vitus 979 - 発祥

フランスからの荷物を待っていた。
そして、「Vitus 979」 の歴史を記した「vitus 979 lugged and bonded」というページを見つけた。
Los Angelesに住むJohn 氏による文章だ。彼から許可を頂いたので、google翻訳を参考に翻訳してみた。

  from US Patent 4,479,662  for the Vitus 979

I waited for a shipment from France. 
I found a web page describing the history of "Vitus 979" and "vitus 979 lugged and bonded". 
It is a text by John, who lives in Los Angeles.  
Now that you have received permission from him, I tried to translate to reference the google translation.

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Vitus 979 のはじまり
 
1980年代のアルミ自転車Vitus 979の歴史を紐解きたいと思う。

Vitus 979は、アトリエ・デ・ラ・リヴ(Ateliers de la Rive)と
アンジェニューCLB(Angenieux-CLB)というフランス会社の合弁会社によって製作された。
ア トリエ・デ・ラ・リヴは、1931年に自転車の軽量チューブを製造開始 (注1)、 Durifort-Rubis 888、Vitus 972 、およびSuper Vitus 971等の名称で (注2)、50年もの間、モトベカン、ベルタン、メルシエ、ウラゴ、プジョー、ジタン等の自転車メーカーにチューブを供給してきた。
アンジェニューCLBは、1940年代半ばにチャールズ・ロージアー・ブルゴ(Charles Lozier Bourgoin)によって設立された自転車部品(特にブレーキ)のメーカーだった。

初めてのVitus 979 Duralinoxのフレームは、"5083"アルミニウム合金製で、1978年に開発され 1979年春に導入された。(注3) 
アトリエ・デ・ラ・リヴがチューブセット、フォーク、ヘッドチューブとリア・トライアングル・ステイの設計と製造を。
そして(鋳造合金製で滑合式の)ラグ、ボトム・ブラケット、フォーク・クラウン、リアエンドとリア・ブレーキ・ブリッジの製造は、アンジェニューCLBが担当した。
Vitus 979 フレームはモトベカン、プジョー、ジタンにも供給された。(注4)

面白いのは、Vitus 979は接着方式を採用した事だ!
発明者ポーレ・デフォー(Paule Defour)とアントワーヌ・デュマ(Antoine Dumas)によって出願されたVitus 979の米国特許4479662(注5)を読めば、フランスのBador社が、フレームの組み立てに関与していたことが分かる。
自転車情報プロジェクト(the Bicycle Info Project)にあるパンフレットでは、ブラック、レッド、ロイヤルブルー、グレーブルー、シルバーの5色を展開している。 (私はゴールドとローズも見たことがある)。

これらは塗装でなく、チューブの一部がアルマイト処理(陽極酸化処理)されたもので、フォーク及びフレームの残りの部分は、磨かれたアルミのままである。私見だが、チューブとラグがシームレスに結合されたシルバーが最も美しいと思う。
様々なカスタムVitus 979を組む「アドレナリンバイク」では、シルバー、ライトブルー、ダークブルー、ブラック、レッド、ピンク、パープル、ホワイトで色展開をしている。最後のホワイトだけは、おそらく、塗装仕上げだ。

注1: ノリス・ロックリー(Norris Lockley)による、素晴らしい概要も参照してください。
注2: ロックリーの記事によると、少なくとも半ダース以上の数値的な追加指摘がある。ヴィンテージ・バイク・フォーラムではチューブ径や、チューブの厚さ、合金中の元素の割合等が話し合われている。
注3: 1974年に兄のフレッドは、イタリアのアラン製アルミ・ラグ・フレームを購入した。その当時では初めての量産アルミ・フレームだったと思う。もちろん、アルミ・フレームは20世紀初頭以来、何らかの形で存在していた。
注4: それは、彼らが使用したすべての自転車メーカーとどのようなチューブのチャートを持っていいだろう
注5: フランスの特許番号は7833152、1978年7月31日にリリース

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